おしんとスカーレット

毎朝楽しみにしている「おしん

おしん」の出来はやはり素晴らしい。綺麗事なしの本音のぶつかり合いである。

小林綾子さんの演じられた幼少期は見ていないが、その後は割と安心して見ていられた。

しかし、老け役の渡辺えり子さんが今とほとんど変わらない事にちょっとだけ驚き。

高橋悦史さんも乙羽信子さんも田中好子さんも既に天国にいらっしゃるので、それを思うと不思議な気持ちだ。皆さん年齢的にお若いうちに旅立たれたのだなあと淋しく思います。

逆に「スカーレット」の今を見るのがしんどい。

病気が発覚して、検査して、医者に告知されてという一連のいや~な流れは見なくない。

経験のある方はおそらく同じ思いで見ていらっしゃるのではないかと思います。

担当の喜美子ファンの看護婦さんの明るさと吾朗ちゃんの登場が救いですが。あまり見たくない。

なんなんでしょうね。病気そのものよりも病院でたくさんたくさん検査し、数値やレントゲンやCT、MRIなんかを見せられて、疲れきった所で深刻な顔で告知されて、ショックでその後何したか覚えてなくて、毎日毎日病気の事ばかり頭にあって、怒って、泣いて。。。

本当は昔のように病気になったら、町医者が家まで来てくれて騒がず穏やかに亡くなるまで普通通りに暮らせたらどんなにいいだろうと思う事もある。

現代医学で治せる病気もたくさんあるので良い事もあるのだが、治せないものは知らないで穏やかに死ぬ権利はないんかと思う。

これはあくまでも個人の意見だが、後から「なぜもっと早く検査しなかったのか」とか「なぜ早く、、」みたいに言われるのが一番腹が立つのである。

まあそんなこんなで色々と思い出すので、今はおしんの方が気楽に見られるというお話でした。